カフェ併設事務所のビフォーアフター動画です。
かつては使われなくなった古民家だったこの空間が、
どのように現代的かつ機能的な事務所兼カフェへと生まれ変わったのか、
リノベーションのプロセス、古い建物の持つ魅力と新しいデザインの融合をお楽しみいただけます。
新旧の調和が生み出す独特の雰囲気を、ぜひご覧ください。
古民家の頃の間取りをそのままカフェに転用。
面白い間取りになりましたが、動線はしっかりと確保されており、カフェのオーナーにも好評です。
新たに化粧板を施す古い柱は、角を成形し再生させています。 どこの古い柱を残し、どこの古い柱を化粧するか、そのバランスがポイントです。
古い柱はそのまま生かし壁面のアクセントに。
カウンターを備えたアイランドキッチンは、ブラックのシンクを採用することで、しっとりと落ち着いた雰囲気を作っています。
古民家リノベーションというと、古い柱などを生かし、重厚感のあるデザインにまとめることが多いですが、このように古い柱と白い壁を調和させ、明るい色調でまとめると落ち着きのある空間を演出できます。また、フローリングが居心地の良さを作っています。
水回りにはシンプルなデザインの最新の設備を設置。
配管から換装することで、古民家であっても快適性を犠牲にはしていません。
窓の鍵は古民家に相応しいデザインのものをチョイス。古き良き昭和を感じさせるデザインです。
玄関の扉は、古民家らしいデザインの引き戸を採用。
カフェとショールーム(事務所)の2箇所の入り口それぞれに違う意匠の扉を設置。切子柄と格子柄が新しさと懐古的な雰囲気を醸し出しています。
扉とひさしの間にある通気孔は、当時のものを生かしながら外観を塗装。 正面玄関のアクセントになっています。
軒を支える金具も昭和モダンを感じさせる当時のものをそのまま活用。新しい窓枠とのコントラストが良い雰囲気を醸し出しています。
古民家の良さを崩さないよう、木と塗装のバランスを考えた外観。 古い柱をそのまま使った玄関横の柱と新しい木材で作った窓枠の対比が程よいアクセントになっています。